2021年5月21日(金)

*ジェンダーギャップについては何度かお伝えしましたが、「このコロナパンデミック下の収穫の一つは、世界の女性首脳の手腕が示されたことだ」という記事を見つけました。台湾、ニュージーランド、ドイツ、北欧諸国の女性リーダーが新型コロナウィルスへの迅速かつ的確な対応で評価を高めたとありました。民主主義が女性に参政権を認めて100年、いまや多くの民主主義国家を女性が率いる。翻って日本は2021年の世界経済フォーラムの報告書で、男女格差の解消度が世界156ヶ国中120位、先進国では突出した最下位とされる。なぜこんなことになってしまったのでしょうか。この記事を書いた女性は女子差別は中等教育から始まっていると言っています。東大の合格者数を例にして、上位の学校は多くが男子校なのだそうです。女子はそもそも東大に進学しやすい高校から締め出されているというのです。なるほどと思うところもありますし、確かにエリート官僚の多くが東大出身であるという事実もあります。先ずは東大出が出世できるという仕組みを何とかしなければ、と感じた次第です。それにしても女性リーダーの国民への演説は胸に響きました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です