2021年5月17日(月)

*今日の小学生新聞の「考えよう」というコーナーにあった質問です。「日本は、生まれる子どもの数が減り続ける『少子化』です。なぜでしょう。どうしたらよいと思いますか?」その答えを紙面で紹介されることもあるようです。さてさて、どんな答えが来るのでしょうか。そうですねえ、私はどう考えているか。月並みになってしまいますが、やはり安心して子どもを産み育てていける環境が日本はまだ整っていないということでしょうか。先ず、女性が安心して産み、子育てができる仕組みになっていない、望んだ保育園になかなか入れない、教育費に莫大なお金がかかる等々。そういえば別の新聞には一面トップに「妊婦の有休助成 予算9割削減」とありました。コロナウィルスの感染拡大に不安を抱えながら働く妊娠中の女性が有給休暇を取りやすくするため、政府が2020年度に新設した事業者向けの予算が、21年度は10分の1に減額されたそうです。90億円が9.8億円に。手続きの手間や人手不足などを理由に妊婦の求めに応じない事業者があり、制度の活用が進まないことが背景にあるようです。コロナ禍で20年の出生数は87万2683人と過去最低でした。どんなにすぐれた施策や事業を作っても使ってくれなければ無きに等しいです。

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