2023年3月8日(水)

*今日は「国際女性デー」です。新聞各社は様々な形で特集を組んでいますが、やはり私の気になるところは女性の政治参画です。上智大の三浦まり教授らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」によると、行政は全都道府県で指数が改善しましたが、県管理職や審議会の女性登用に長年取り組んでいる鳥取の突出が目立つそうです。経済は沖縄が2年連続1位で、女性社長の比率が高いとのこと。ただ、男性も賃金が低い地域は平等度が高くなる傾向があるので注意深く読み解く必要があるそうです。なるほど。教育は学びの平等を重視して四年制大学進学率の比重を増した結果、女子の進学率が男子より高く、学校管理職にも女性が多い高知が1位。政治は2年連続1位の東京で女性首長が増えました。政治については地域差が拡大、二極化の傾向が表れているようですが、目前に迫った統一地方選で巻き返してもらいたいものです。女性議員は増やさなければなりません。

 さて、肝心の埼玉県ですが、政治が8位、行政が16位、教育が45位、経済が43位だったとのこと。さいたま市だけ見ていると、教育の45位は信じられないほどの低さですが。