2023年2月27日(月)

*共同通信が全国の地方議会議長に実施したアンケートで議会のバリアフリー状況を尋ねた結果が朝刊に載っていました。

25日時点の集計で「進んでいない」との回答が半数を超える56%に上ったそうです。人口が少ない自治体の議会ほど進んでないようです。私の所属するさいたま市議会の本会議場は私が当選して入ってから、演壇が電動で上下するものに変わったり、段差は一部スロープ化されましたが、私の議席は最前列が長く続き、ようやく折り畳みスロープが設置され、後列に移れました。

「視覚障害の議員・傍聴者向けに点字ブロックや点字盤、音声案内などの設備があるか」の問いには93%が「ない」と回答したそうです。ハード的なバリアフリーがこんな状態ですから、介助者をつけるという課題の解決にはかなり時間がかかるでしょう。先ずは議会に入って、変えていくしかないのでしょうか。