2021年10月21日(木)
*15日に45日間にわたった9月定例会が終わりました。終わったとたん、衆議院選挙がスタート。31日が投開票日ですから、本当に目まぐるしい選挙戦になってしまいます。ですが、政権が変わるかもしれないとても大切な選挙でもあります。投票率が高くなることを願っています。
今日、10月21日は78年前、神宮外苑で学徒動員された学生たちの壮行会が行われた日です。戦争の記録映画には必ずと言ってもよいほど出てくる映像です。学業半ばにして戦地に駆り出されていった若者たちの涙のように雨が降っていました。あのような悲惨な状況を二度と繰り返してはならないと思います。若者関係でもう一つ気になった記事がありました。来年4月の改正少年法施行に伴い、裁判員に選ばれる年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられるという記事です。実際に運用されるのは2023年からだそうですが、皆さん、ご存知でしたでしょうか。私は全く知りませんでした。新聞にも「寝耳に水」という見出しがありましたが、もしかしたら高校3年生が裁判員に選ばれ、人の一生を左右する裁きに加わらなければならないという場面が出てくるかもしれません。学校教育の場でどれだけ「法教育」を取り入れられるかがカギだと法務省は考えているようですが、実施は各校の判断によります。知らないうちに重要なことがどんどん決まっているのです。