2021年9月26日(日)

*「相模原教訓 生かされず」という見出しが目に飛び込みました。知的障害者を長時間、個室に閉じ込めている実態が明らかになりました。入所寮の部屋には鉄製の扉、鍵が二つあり、一つは外から施錠できるようになっていて、職員は各部屋にあるカメラの映像を職員室のモニターで見ており、短時間の散歩や活動、入浴などの時だけ入所者を連れ出すそうです。その施設はあの悲惨な殺傷事件のあった施設と同系列の神奈川県立「中井やまゆり園」。あの時の教訓は全く生かされておらず、「共に生きる」というスローガンからは全くかけ離れています。あの時のみんなの怒りや涙は無意味だったのでしょうか。障害者は生きている価値がないなどと被告に思わせてしまったのはこうした県の施設に対する対応にもあったのではないでしょうか。

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