2021年5月13日(木)

*奄美大島がユネスコの世界遺産に登録されることが決まったようです。リビングの壁に掛けられたカレンダーの一つが「田中一村」のものです。一村は中央画壇から追われるようにして奄美にわたり、極貧の中で、独自の画法を生み出した孤高の画家です。奄美には友人が住んでいて、議員になる前は何年もの間、年に一度は出掛けていました。言うまでもなく美しい海と山のある素敵な島です。羽田から直行便で2時間ちょっと。そのころは一村の暮らした家もそのままで朽ちかけていました。今は立派なところに移築されているようです。数年前、数十年ぶりに奄美を訪れる機会を得ましたが、すっかり様変わりしていました。観光客も増えたようです。世界遺産になることは素晴らしいとは思いますが、心無い観光客にあの自然を奪われないかと心配です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です