2021年2月20日(日)

*埼玉医大の医師が執筆された「サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える『性ってなに?』」という本を川越市内の小中学校や図書館に寄付したという記事を今日の朝刊で読みました。私も代表質問で取り上げましたが、ユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に則したもので、漢字には読み仮名を振り、低学年から読めるようにしたそうです。寄贈を受けた川越市の教育長は「自分や他者の命を尊重するための教育の一環として、今後も市内の全校で性教育を行えるよう取り組みたい」と意欲を示しているそうです。川越市は中学校全校に性教育の予算が確保されるなど先進的な取り組みが行われています。代表質問に対する教育長の答弁は積極的に取り組むということだったので、さいたま市のこれからを期待したいです。

*衆議院の予算委員会で立憲の川内博史氏が障害者の「害」を常用漢字にはない「碍」と表記できるよう見直しを求めたそうです。「害」の字を使うことについては、かなり前から問題になっていましたが、私は社会から「害」を受けているという取り方をしていました。ひらがなを使うことで、今の状況が良くなることにはつながらないとも思っています。が、「碍」は旅人の行く手を阻む石という意味だそうで、これならばよいのではと思いました。文化審議会国語分科会で常用漢字にすることができるかどうか検討されるようです。