2022年11月1日(火)

*今朝のA新聞に載っていた数字は語るという記事の「35%」。何だかわかりますか?盲導犬同伴拒否の割合だそうです。私にも視覚に障害のある友人がいますが、彼女もよく言っています。「特に飲食店では断られることがあるのよ」と。2002年には身体障害者補助犬法が施行され、飲食店や商業施設など不特定多数の人が利用する場所は原則として盲導犬などの同伴を拒んではならないと定めています。施行から20年になりますが、日本盲導犬協会による聞き取り調査では、協会に所属する盲導犬ユーザーのうち21年に受け入れを拒否されたケースは215人のうち75人、約35%だったそうです。19年までは約60%、20年は約40%で、一見少なくなったように見えますが、実際はコロナ禍で外出自体が減り、行動範囲が狭まったことが要因と推測されています。友人は盲導犬のことを子どもたちに知ってもらおうとあちこちの小中学校に講演に行っていますが、小さい頃から盲導犬を知り、盲導犬が当たり前の存在に思える人たちが増えてほしいものです。