2021年1月14日(木)

*久しぶりのup です。2月定例会の代表質問に備えて質問内容を考えていました。この間再び緊急事態宣言が出され、緊張の度合いが高まりました。でも多くの方が言っているように、クリスマス前に出ていたら、感染者は今より少なかったかも。今さら何を言ってもですが・・・朝刊に五木寛之のインタビュー記事がありました。「コロナ禍 どう生きる」五木さんの小説は若いころから好きでよく読んでいます。若者のシンボルみたいに思っていたけれど、1932年生まれというからもう90歳近いんですね。最近は仏教的になってきたような気もしますが。「今は下降していく『下山の時代』。けれども下山の価値が劣ることは絶対にない。登山に増していいことがある。ゆっくり遠景を眺めたり、高山植物に目をやったり、来し方行く末を思ったり。成熟した人間の喜びを感じることができる。コロナはそれを気づかせてくれたかもしれない。人間は成長を追い求めるあまり、19~20世紀に好き放題やって生物や自然を犠牲にしてきた。」心に残る言葉です。