まちづくり委員会からのご報告
今年度、常任委員会は「まちづくり」」に所属しています。9月定例会で都市局や建設局などからのご報告を下記にまとめました。
*さいたま市住生活基本計画・賃貸住宅供給促進計画の素案ができました
・少子高齢化の急速な進展や社会経済情勢の変化を背景に、住宅確保が難しい低所得者や高齢者・障害者・DV被害者などに加え、国の「住宅セーフティネット法」によるひとり親家庭や失業者児童養護施設等を退所した方々などが住宅確保要配慮者として位置付けられました。
・さいたま市住居支援協議会の構成員である不動産関係団体・居住支援団体・福祉部局等の庁内関係部署などと居住支援に係る連携・協議を図り、住宅確保要配慮者の民間賃貸住宅への入居促進や住居の安定確保を図ります。
でんだひと言メッセージ
毎日安全・安心に暮らせる家があるということは生きていく上でなくてはならないことです。高齢者の一人暮らしが増えたり、施設から地域へと障害者の暮らす場も増やさなければなりません。そしてコロナの影響で、ローンや家賃が払えなくなり家をなくす人も少なからずいらっしゃいます。そうした方々に市が責任を持って住居の供給を図るという意味で、今回のこの計画をしっかりと実践させなければなりません。今後の動向を注視していきます。
*旧大宮図書館施設活用事業について
・再利用する事業者を公募した結果「OMIYA COMMON LIBRARY―オオミヤコモンライブラリー」に決定しました。提案のコンセプトは「観光・地域ビジネス・発信」の拠点。
・施設構成は
1階―大宮ブランド発信(イベントスペース、飲食店、物販店舗等)
2階―地域ビジネス活性(貸事務所、保育施設)
3階―観光拠点(さいたま国際観光協会、オフィス、屋上テラス)
地下1階―活動拠点(スタジオ等)
(今後の協議・調整により変更となる場合があります)
・今後の予定
開業は来年夏ごろの予定ですが、今後の協議状況によって変更となる可能性があります。尚、貸付料は年間950万円を予定しています。
JR無人化問題で議案外質問
常任委員会では議案以外に自分が気になっていることや問題視していることについて質問ができます。9月定例会では「駅の無人化」について質問しました。
質問:これまでの経緯と現況について。交通政策課としてJRとどのような対応をしてきたのか。今後の取り組みについて。
答弁:平成27年3月に日進・西大宮・指扇駅において早朝時間帯に駅員が不在になったことを認識したのが最初。現在は市内駅で合計12駅改札に駅員がいない時間帯がある。駅を利用する皆様の安全性や利便性が低下することの内容引き続き要望していく。

