2021年11月18日(木)

*「医療的ケア児支援法」という法律が9月に施行されました。今朝の小学生新聞には、現在医療的ケアを受けながら通常の小学校に通っている児童の紹介が載っていました。箕面市立彩都の丘小学校1年生「けんと」さんの話です。毎日、市の運行する福祉タクシーに乗り看護師さんが付き添って通学します。いろいろな工夫で2コマ分の授業は教室でみんなと受けてあとは学習室で過ごします。バギーにずっと乗っていると体が疲れるため、ストレッチやマッサージをします。給食はミキサーで液状にし、一部は口で味わい、残りは胃ろうからとります。こうした世話は看護師さんが行います。医療的ケア児が学校で過ごすためには、看護師が欠かせませんが、文科省によると特別支援学校を含まない公立小中学校で働く看護師は730人(2018年度)。地域によってばらつきがあるそうです。残念ながらさいたま市には現在おりません。親の付き添いなしに希望する学校で学べるといいですね。

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