2021年8月14日(土)

*車椅子のまま乗車できるスロープを備えたユニバーサルタクシーで、車椅子利用者の乗降に追加料金を設定しているタクシー会社があるという記事を目にしました。

政府はバリアフリー促進のため各都道府県で全タクシーの約25%をUDタクシーにする目標を掲げ、導入には1台60万円の補助金を出しています。

新聞には青森、水戸、広島3市にあるタクシー会社の事例が挙げられていましたが、指導を受けた青森市の会社関係者は取材に「追加料金は乗務員が乗降を手伝う際の手当て」と説明したようですが、障害者は何か手伝ってもらうたびにお金を払わなければいけないのでしょうか?

 私も視察の時利用したことがありますが、その時は車体の横にスロープを取り付けて乗るタイプで、車内で車いすの向きを変えるのに苦労したことと、ドライバーさんがスロープの扱いに慣れていなくて時間がかかったことを覚えています。でも、追加料金はなかったと思います。最近は街中でよく見かけるようになりましたが、普通のタクシー料金で、気兼ねなく乗れるタクシーであってほしいものです。その後、青森と広島の会社は国交省の指導で追加料金は撤回したようです。