2021年7月8日(木)

*先ず、昨日のご報告。さいたま市議会では添野議員を会長に「さいたま市女性の活躍を推進する議員連絡会」をつくっています。党や会派を超え、ジェンダー問題や女性特有の課題に向き合って、調査・研究しています。年に何回か研修会を行っていますが、昨日は「議会とハラスメント」というテーマで川越市議会議員の大泉議員よりご講義いただきました。実際に議員からハラスメントを受けた職員がそのことを勇気をもって公表したことで、事件が明るみに出て、川越市議会におけるハラスメント条例制定につながったという経緯を、条例策定に深く関わった大泉議員からお聞きすることができ、大変有意義な研修会になりました。ハラスメントの定義は難しいけれど、受けた本人がハラスメントと思えばハラスメントなのだという言葉が心に残りました。また、今日の新聞に改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)が昨年6月に施行されて1年が経った取り組みが紹介されていました。ハラスメントが起きた場合の職場の対応について「特になし」が40%近く、義務付けられた相談窓口が「設置されている」は最も多いパワハラで20%という低い数値。「誰にも相談しなかった」、「相談しても無駄だと思った」という人が半分近くに上っているようです。写真は講師を囲んで連絡会のメンバーです。