2021年5月3日(月)

*憲法記念日。小学生新聞の憲法に関する記事を紹介します。先ず、憲法とは「国の権力をしばるルール」であること。小学生新聞にもきちっと書かれているこのルール、最近は全く分かっていない大人が多いですね。憲法に関するクイズもありました。恥ずかしながらいくつか間違えました。

「次の言葉の集まりから一つずつ、日本国憲法にない言葉を選び、〇で囲もう」というクイズです。
A(税 予算 円)B(国 地方 都道府県)C(裁判官 警察官 弁護士)D(学問 学校 児童)。
答えは、A円 B都道府県 C警察官 D学校 だそうです。

天皇制、国会(立法)、内閣(行政)、裁判所(司法)、の三権分立など、憲法には国を動かすしくみが定められていますが、お金の単位の「円」や地方自治のしくみの「都道府県」など生活に身近なことは憲法に基づいてつくられた法律などで決めています。憲法のルールにしばられるのは国民ではなく、議員や公務員など政治的な権力を持つ人々です。緊急事態条項が憲法に規定されていないからという理由で憲法改正を進めようという動きもあるようですが、この小学生新聞、ぜひ読んで頂きたいものです。