2021年3月29日(月)

*子どもに関する気になった記事ふたつ。ひとつは「デモクラティックスクール」について。私も初めて目にした言葉ですが、いわゆる「学校」に行きにくい子どもたちのための学びの場です。国内には16校あるとされていますが、そのうちの1校が市内西区にあります。デモクラティックスクールでは子どもたちが話し合いで、学びたいことや運営を自ら決めるそうです。ただ、自治体からの助成は全くなく、公的支援を訴えています。もうひとつは子どもの貧困情報一元化という記事。政府は、データベース(DB)を活用した子どもの貧困対策を自治体に求める方針を固めました。一例として学校(学力・体力・給食費の滞納)、保育所・幼稚園(登園状況・日常の様子)、児童相談所(虐待情報や対応状況)、自治体(生活保護・就学援助・納税状況)等をDB化して共有し、支援が必要かとか、もれてないかを把握するということです。既に2016年度にDBを整備した大阪の箕面市では支援の届いていない子どもを116人発見したそうです。いくつもの部署が連携することや、個人情報保護の難しさが大きな課題だと思います。