2020年11月2日(月)

*介護が必要となった高齢者とその家族を「社会全体で支える」として始まった介護保険制度が導入から20年経ち岐路を迎えています。2025年以降、団塊の世代が75歳以上になると介護ニーズは急増しますし、当然介護費用は大きく膨らみます。介護保険料は自治体によって違いますが、現在は全国平均5,869円で、25年には平均7,200円になる見通しだそうです。財政面だけでなく、介護者の不足も大きな課題です。また、認知症の方々も増え、親や配偶者の介助にあたる「ケアラー」への支援も必要です。コロナの影響で事業所の倒産も増えています。菅政権、果たしてどう対応していくのでしょうか。