市政報告会

11月24日、立憲・国民・無所属の会さいたま市議団の今季最後の市政報告会「基本政策『市民と共に明日を創る』最終報告会」がありました。
傳田は市民力・地域についての報告を担当しました。
市議団の市民力・地域に関する基本政策は
・18歳選挙権実現を見据えた主権者教育の充実(3.7/74.7%・市議団による自己評価。以下同じ)
・ノーマライゼーション条例を活かした施策の拡充(3.7/74.7%)
・「地縁と知縁」の拠点づくりによる市民力の育成(3.2/64.0%)
・空き家・空き店舗等を活用した地域再生の拠点づくり(3.3/65.3%)
・人とペットが共存できるルールづくりと施設整備(3.0/60.0%)

というものでした。議会での質問回数とその達成率などを勘案した5点評価を議員団と、専門家、学生がそれぞれ行い、達成度を数値化して評価・分析しました。外部識者による評価は69.3%の達成度と評価されました。
果たして、これをご覧の皆様は、どう評価されますでしょうか。

質疑応答では、「障害者」という言葉は「障りのある害をもつ者」という意味で、不適当ではないか、そもそも障害とは何かとの意見・質問が出されました。
様々な意見があることは承知していますが、言葉を言い換えても本質が変わるわけではない、差別がなくなるわけではない。なので、「害」の文字を傳田は使っていること。
また、障害とはその人の医学的特徴に基づいて被る不利益、あるいは治療すべき対象(医学モデルという)のことではなくて、社会のシステムなどの不備に基づいて受ける不利益・障壁のこと(社会モデルという)をいう、と答えました。
社会的不備を変えることなしに、言葉をいくら変えても百害あって一利ないと思うのですが。わかってくれたかなぁ。
それでも、やっぱり、「障害」者とは呼ばれたくないという人の気持ちは、もちろん、痛いほど分かるのですが。